高反発マットレスの真実、寝具屋が暴露します。

最近は高反発マットレスを求める方が増えています。しかしそれだけに粗悪メーカー、ブランドも増えてきました。
このサイトでは本当に買うべきおすすめの高反発マットレスを寝具のプロである私が大暴露

このブログの要約

文章が長いので要約しておきます。

・高反発マットレスは密度30D以上のものが良い
・密度30Dの第三者機関証明があると尚良い
・人によって合う合わないは必ずあるので長期間お試し返品できるものが良い

それでは詳しく知りたい方は下記よりどうぞ。

高反発マットレスってそもそも何?

高反発マットレスとは反発力が高さと芯材のほど良い硬さにより、全身への負担を軽減し安眠を促進するものと私は認識しています。しかし、現在はその人気の高さにより単に「高反発マットレス」とうたっているだけの商品や、とても高反発素材とは思えない粗悪な材料を使った「ただ価格が安いだけのゴミ」も溢れているのが現状です。このサイトは「信頼できる正しい数値」を元に「物の良い高反発マットレス」を選択するための情報サイトです。

高反発マットレスの睡眠理論

現在たくさんある高反発マットレスの謳い文句から察するに「高反発マットレスは沈み込んだ後一定のところでストップし、元に戻る」という部分を強調し、「立ったままの姿勢で寝れる為、理想的な寝姿勢で寝れる」「負担のかかりやすい腰の部分をサポートできる」という点を高反発マットレスの特徴としているところが多いですね。
この理論には個人的には納得できます。低反発マットレスでは腰の部分が沈み込みっぱなしになるので、寝姿勢は極端に湾曲したものとなります(ハンモックシンドローム)。よって低反発マットレスは寝ているときは非常に心地よいかもしれませんが、朝起きた時にピキピキっとなる経験をされる方も多いのではないでしょうか?あと低反発マットレスは温度感性(温度によって硬くなったり柔くなったりする)が高いものが多く、1年中同じ寝心地を実現するのが難しい点もデメリットです。

高反発マットレスの良し悪しを見分ける方法

私は職業柄、さまざまなブランドの高反発マットレスを実際に購入し、寝て試し、売れそうなものは通販サイトで売りさばいてる本職のマットレス屋なので、サイトの説明ページとレビューを見るだけで大体良いマットレスか悪いマットレスか分かるようになってきました。下記がおすすめの高反発マットレスのポイントとなります。

POINT

1.密度が30D以上あること
2.第三者機関検査の証明書があること
3.密度と厚みに応じた適正な価格であること

買おうか迷っている高反発マットレスが既にある方は、まずはそのマットレスのウレタンの「密度」に注目してみましょう。密度表記がない場合は、サイズと重量からおおよその密度を割り出しましょう。重量すら表記がない場合は、もう自分を信じて買ってみるしかありません(笑)。カケンやボーケンといった第三者機関による試験証明書があれば安心できます。マットレス業界は「自称」が溢れている業界です。「密度」も「反発力」も自称しているだけの商品が溢れているのです。お気を付けください。
密度とは一般的に比重とよばれ・・・・みたいな説明がありますが、ここでは端的に数値で表します。深く考えなくても良いです。
下記の表はサイズをシングル、厚さを8cm~10cmくらいと仮定した場合の価格と私の個人的な感想です。

密度15-19D(kg/m3)
激安高反発マットレスがこれ。個人的には高反発マットレスと呼びたくないです。1ヶ月も経たずすぐに形状変化(ヘタり)することもあります。最悪な商品だと圧縮されたパッケージから開封しても形状が歪んだままの商品もあります。マットレスに寝ている間のわずか数十分でさえ、人間の身体を支え上げることができず人によっては腰が痛くなります。ポリウレタンの原料価格を知っている人からすると、この価格での販売はよっぽど粗悪な素材を使わないと無理があることが分かると思います。耐用年数約1カ月持てばいい方です。。決しておすすめはしません。密度30Dと謳う商品もありますが、この価格帯でまともなウレタンを使えるとは思えません。
市場価格¥2,000~¥6,000
密度20-25D
安めの高反発マットレスの値。個人的には高反発マットレスと呼びません。耐久性はまあまあですが、寝ている間の数時間で人間の身体が沈み込んでいき、一番深く眠っているであろう深夜2時3時に腰が痛くて目が覚めるという最悪な現象が起きることもあります。耐用年数約1年。これもおすすめはしません。
市場価格¥6,000~¥10,000
密度30D以上
高反発マットレスと呼べる耐久性を兼ね備えています。朝までしっかりと全身を支え上げることができます。ローテーションや側地の破損に気を付ければ最低でも5年は使えます。耐用年数約3年。私のおすすめのラインはこの密度からです。
市場価格¥10,000~¥80,000

ここで重要なのは「密度」=「反発力」ではないこと。密度はあくまでも高反発マットレス自体の値段と耐久性に関わること。「密度」を上げると「値段」と「耐久性」が上がるんですが、「反発力」を上げても寝心地が変わるだけで「値段」も「耐久性」もあまり変わりません。「反発力」が高い商品=良い高反発マットレスというわけでないということを肝に銘じてください。

そして最近は、密度を上げるためにウレタン発泡の際、混ぜ物をして底上げする業者もいます。タチが悪いですが、そういう商品は必ずウレタンの質に現れます。密度の割にすぐにヘタったり、難しいですがウレタン特有の匂いとは別の匂いがしたり。レビューをよく確認することをおすすめします。

高反発マットレスは厚みも大事

密度と共に大事なのが、マットレスの厚みです。ウレタンの「厚さ」は「密度」と同じくらい「値段」と「耐久力」に影響を及ぼします。
値段を追い求める余り「厚み」を削るとマットレス自体の耐久性と高反発マットレスの特徴でもある体圧分散を損なうことになります。
一般的にマットレス一枚で底付き感なく成人男性を支えるのに必要な厚さは5cmです。横寝が多い方は7cm以上は欲しいです。この厚み以下だとどうしても肩や骨盤に底付き感を感じます。

つまり、「密度30以上」、「厚み5cm以上」の高反発マットレスが、その高反発たる特徴をしっかり持ち合わせたおすすめの高反発マットレスです。

ちなみに、勉強がてら安い高反発マットレスのウレタンの質を調べるために厚さ8cm以上で1万円以下の高反発マットレスを10商品購入し5kgのダンベルを置いてみたことがあります。結果は1日と持たずダンベルの形に凹んだまま戻らなくなってしまいました。それに比べ密度30Dあたりの高反発マットレスは1週間経とうが凹みができる事はありませんでした。。。恐るべし。。。皆さんも安い高反発マットレスを買われたときは実験してみてはいかがでしょうか?

下記重要ポイントです。1個でも満たせない商品ははっきり言ってダメな高反発マットレスです。
POINT

・密度の表記がない。表記があっても第三者機関の証明書がない。
・極端に厚みが薄い。3cmなどの商品は1枚では使えません。重ねるならOK。
・極端に安い。ウレタン原料の価格はある程度相場が決まっており一定の価格を下回るウレタンは混ぜ物や偽装によって密度をごまかしている可能性が高いです。

最近気づいたこと

子供も大きくなり、流石にシングルマットレスとセミダブルマットレスの隣り合わせでは狭く感じるようになってきました。なので思い切ってベッドフレームを捨て去りエイプマンパッドPAD9ダブルを2枚、床置きにして使ってみようと思いました。設置するとこんな感じ。



マットレスだらけの部屋になりましたが、広さに満足しつつ就寝。
それまでエイプマンパッドH3だったので、違和感が出るかなと思っていたところ やはり翌朝全身にかすかな痛みが。しかし2日も寝るとそれも無くなりました。 更にマットレスの床置きは毎日カビ防止のために上げる必要があるという観点から 三つ折りのH3セミダブル2枚に変更。たった二日間、PAD9で寝ただけなのにやっぱり翌朝 全身にかすかな痛みがありました。んで2日寝ると無くなりました。

何が言いたいかというとマットレスが少し変わっただけで人間の身体は敏感に反応をしめすということと、ある程度使い続ければ人間の身体はそのマットレスに順応するということです。
POINT

1.新しいマットレスで初日は身体が痛くても1週間は使ってみよう
2.1週間以上使ってもダメな場合は買い替えを視野に入れよう

各ブランドのデータ

下に行けば行くほどオススメです。
高反発マットレス ラクーネ  おすすめ度★
価格帯 37,980円
密度表記 なし
重量 3.1kg
密度低そう。シングル:91cm×200cm×8cm 約3.1㎏←これって密度低すぎて1週間持たないんじゃないかと思う。例えば小型のペットとか、生まれたての赤ちゃんとか比較的重くない方々を眠らせるのにはいいかもしれない。僕は37,980円も出したくないですけど。
高反発マットレス SLEEPLE  おすすめ度★
価格帯 5,990円
密度表記 なし
重量 3.8kg
画像あり→Sleepleのダンベル耐久テスト
ダンベル耐久テストの結果を見る限りでは密度低そう。サイズに対して重量も軽い。価格は安いのですぐヘタれても買い替えてもいいやという人向き。但し、買い替えのタイミングを逸すると腰痛発生、悪化の恐れがある。
高反発マットレス 雲のやすらぎ  おすすめ度★★
価格帯 39,800円
密度表記 35D(第三者機関?画像小さくて分からない)
重量 なし
返品できるけど送料がバカ高い。返品トラップが巧妙。
高反発マットレス モットン  おすすめ度★★
価格帯 39,800円
密度表記 31D(ボーケン調べ)
重量 7.5kg
返品保証があるから試すには良いかなと思ったけど、返品手数料などが6,000円~7,000円ほどかかる。返品トラップが巧妙。
高反発マットレス オルサエリオセル おすすめ度★★
価格帯 12,800円~25,600円
密度表記 24.3D(どこの機関か分からない証明あり)
重量 5.5kg
密度24.3Dにしては高すぎる。30D以下は寝具としては長持ちしない。
高反発マットレス エコラテ おすすめ度★★
価格帯 32,400円
密度表記 なし
重量 なし
一時期は良かったんだけども、「エコラテルネッサンス」に謎のバージョンアップしてからは側地のダサさと値段の高さで微妙な商品になった。シンプルイズベスト。
高反発マットレス 39デザイン おすすめ度★★
価格帯 34,560円
密度表記 なし
密度表記 5kg
重量とサイズから割り出してみると、シングル~クイーンで出せる密度がバラバラ。重量表記が適当なのでは?見た目は結構良さそう、西川のairシリーズみたいで。でも値段が高いと思う。
高反発マットレス エアウィーブ おすすめ度★★★
価格帯 42,120円
密度表記 なし
重量 8.5kg
エアファイバーとポリエステルクッションの三つ折りが出てますが、材料から考えて売価が高い。テグス系の寝具は洗える、通気性が高いという反面、長持ちしないというデメリットもある。商品としては他に安く似たような選択肢(エアリー、ブレスエア)もある。
公式サイト

エアウィーヴ

高反発マットレス シンカシング おすすめ度★★★
価格帯 9,800円~43,200円
密度表記 30D~50D
重量 7.5kg
あちこちで名前を見かける割に、使用者のレビューを見つけることができない。生の声が見れる楽天やアマゾンで勝負してみたらどうだろうか?
公式サイト

シンカシング

高反発マットレス オクタスプリング おすすめ度★★★
価格帯 19,800円~29,800円
密度表記 なし
重量 不明
密度が書いてないのでウレタンの質は分からないけど、この形状はインパクトある。楽天レビューの評価は低め。こういう効果がよく分からない商品こそ返品保証あればいいのにね。
公式サイト

ヤーマン

高反発マットレス マニフレックス おすすめ度★★★★★
価格帯 27,606円~154,440円
密度表記 31D(第三者機関証明なし)
重量 なし
画像あり→マニフレックスのダンベル耐久テスト
マニフレックスにしかない10年以上の長期保証がある。販売代理店選びさえ失敗しなければ、長い付き合いになること間違いなし。アウトレットは必見。

高反発マットレス エイプマンパッド おすすめ度★★★★★
価格帯 7,800円~15,800円
密度表記 30D(ボーケン調べ)
重量 7kg
画像あり→エイプマンパッドH3のダンベル耐久テスト
90日使ってみて合わなければお金もかからず返品できる。自分に合うか合わないかは置いといてまずはエイプマンパッドをお試しあれ。保証ありとなしで金額が変わるので注意。

最後のまとめ

高反発マットレスが多くの人の悩み(よく眠れない、腰痛など)を解決しているのは事実だが、やはり2割程度は身体に合わないという意見も見られる。質の悪い高反発マットレスを選んでしまった人もこの中に含まれるが、どうやっても合わないという人が存在するのも事実だ。経験的には低反発マットレスを使っていた人が急に高反発マットレスにした場合に合わないと感じるケースが最も多いと思う。店頭でちょこっと試しただけでは分からないのがマットレス。それならいっそ90日しっかり試して自分が高反発マットレスに合うのかを判断してから高価な高反発マットレスを選んでいくのが正しい高反発マットレス選びではないかと思います。

 

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