高反発マットレス

我が家の高反発マットレスの歴史Part.1

我が家に最初に高反発マットレスがやってきたのは2009年のこと。介護職で働いていた妻が腰痛を発症し、膝を立てた状態でしか眠れないと言い出した。自分は腰痛とは無縁だったのでまさかそんな膝立てて寝る人はいないだろうと思ったけど、夜中ふと目が覚めて隣を見ると嫁が膝を立てている!寝不足と介護職ならではの重労働。若くしてみるみる衰弱していく嫁。まずは介護職を引退させ、安泰させてみたがそれでも腰痛は尾を引いていた。当時も寝具業界に身を置いていた自分は、自分なりに腰痛を改善する策を探し始めた。

うちは安いコイルのマットレスを使っていた。しかも独身時代から使っていた年期の入ったやつだ。当然耐用年数と思われる5年は過ぎている。「よし、マットレスを変えてみよう」と思い立った。

そうして辿り着いたのがマニフレックスという高反発マットレスだ。あまり贅沢のできる環境ではなかったため、できるだけ安くベッドフレームで使えるものをと思い選んだのはモデル246。マットレスは端っこで寝ても効果はない。真ん中で寝るべきという多少の知識があったので、シングルを2枚購入した。

自分も嫁も最初に寝てみて「なんだこんなもんか」という感想だった。特に安物のコイルマットレスでも身体に何の支障もきたさなかった自分は、「買わなきゃよかった」という後悔をしたのは一度ではないだろう。手取り25万程度の自分が、身分不相応の7万円をはたいて買ったマットレスに期待しすぎない方がおかしいだろう。

しかし、嫁の寝姿はみるみる変わった。まず両ひざ立てのスタイルから片膝立てのスタイルへと変化した。まだ膝の一角を落としただけの事・・・この時はそう思っていた。7万円の力はこんなものじゃない、と信じ始めていたのも確かだ。

やがてもう片膝も落ちた。この間、僅か1ヵ月程度の出来事だ。恐る恐る嫁に聞いたことを今も覚えている。

「腰痛、最近はどうなの?」
「うん、なんかね。全然気にならなくなった」

嫁が7万円の価値があったと言ってくれたのが本当にうれしかった。だが気を付けてほしいのは、これはあくまでもうちの嫁のケースであって、万人にあてはまるものではないということだ。当時の自分が7万円も出したのに嫁の腰痛が全く改善しなかったとしたら、マニフレックスを恨んでいたであろうことも確かだ。こういう口コミを読んですぐに買ってしまう人は他の色んな事でも失敗すると思うから、是非「我が家の高反発マットレスの歴史Part.2」も読んで欲しい。

PART.2に続く