高反発マットレスについて書きます

高反発マットレスの種類、多すぎだと思いませんか?

同じように見えても価格や耐久性は違うし、ようやく自分に合いそうなマットレスを見つけて公式サイトを覗いてみれば、身体に良さげなグラフやデータをしこたま見せられ、腰痛が治ったという声を見せられ聞かされ、高いお金を出して買ったはいいものの大失敗。

そんな経験、あなたにはないですか?

そんなあなたに良いマットレスの究極の選び方をレクチャーします。長年寝具を取り扱ってきたプロの私が、リーズナブルでほぼ万人に合うのでは?と感じているのがマットレスの中でも高反発マットレスと呼ばれるジャンルです。良い高反発マットレスは約90%の確率で、あなたの睡眠を向上させるでしょう。逆に低品質の高反発マットレスは熟睡できなくなったり身体を痛めることもあります。是非このサイトの情報を元にあなたがあなたに相応しい高反発マットレスを手に入れることを願っています。

高反発マットレスってそもそも何?

高反発マットレスとは反発力の高さと芯材のほど良い硬さにより、全身への負担を軽減し安眠を促進するものと私は認識しています。「体圧分散」という小難しい言葉がよく使われますが、要は身体の重たい箇所は程よく沈み込み、逆に軽い箇所は支え上げるという機能が重要になります。高反発マットレスと、その他のマットレスとの寝姿勢をイラストで表現してみます。

ケース1:マットレスが柔らかすぎるケース

柔らかすぎるマットレスで寝た時の寝姿勢

今は人気に陰りの出てきた低反発マットレスなどが該当します。人体で一番重い腰部分が沈み込み過ぎる為、猫背のような姿勢で寝ることになります。また高反発マットレスと名乗っていても、ウレタンの質の問題で同じような姿勢になってしまう商品もあります。低反発マットレスと高反発マットレスの比較についてはこちら

ケース2:マットレスが硬すぎるケース

硬すぎるマットレスで寝た時の寝姿勢

一部のボンネルコイル、一部の硬さだけを強調した高反発マットレスなどが該当します。ホテルなどで採用されているケースが多く、平均して体格の大きな欧米人向けに作られたものなので、日本人の体格ではお尻が沈み込まず、また腰のくぼみも支え上げないストレスのかかる寝姿勢になります。また横向きの寝姿勢になった時に肩が沈み込まず血流を阻害し、シビレなどを伴う場合もあります。

ケース3:ほどよい硬さのマットレス

ほどよい硬さのマットレスで寝た時の寝姿勢

お尻は程よく沈み込み、腰の部分は芯材の反発力によって支え上げます。当サイトではこの姿勢で眠れるマットレスを高反発マットレスと定義しています。人間が立っている時の姿勢に似てると思いませんか?立ったままの姿勢で腰に負担をかけずに8時間寝られるという事こそが高反発マットレスの真骨頂です。コイルスプリングマットレスも、高反発マットレスと同じように体圧分散しますが高価です。当サイトでは安価にこの寝姿勢を実現できるウレタン素材の高反発マットレスをメインに紹介します。

高反発の良し悪しを見分ける方法

ウレタン製の高反発マットレスで一番重要なのはそのウレタンの密度です。密度が低ければ低いほどスカスカのウレタンで、圧力がかかり続けると変形したまま戻らない(いわゆるヘタり)状態になりやすいのです。ウレタンの密度における高反発マットレスの特徴を下記にまとめます。

密度15-19D(kg/m3)
5,000円以下で売られているような激安高反発マットレスがこのくらいの密度です。しかし、このレベルの密度を商品説明に書くような愚かな販売会社もないでしょう。1ヶ月も経たずすぐに形状変化(ヘタり)することもあります。最悪な商品だと圧縮されたパッケージから開封しても形状が歪んだままの商品もあります。マットレスに寝ている間のわずか数十分でさえ、人間の身体を支え上げることができず人によっては腰が痛くなります。
市場相場価格:¥5,000以下
密度20-25D
安めの高反発マットレスの密度がこれくらいです。個人的には良い高反発マットレスとは言えません。耐久性はまあまあですが、寝ている間の数時間で人間の身体が沈み込んでいき、一番深く眠っているであろう深夜2時3時に腰が痛くて目が覚めるという最悪な現象が起きることもあります。耐用年数約1年程度。
市場相場価格:¥6,000~¥10,000
密度30D以上
高反発マットレスと呼べる耐久性を兼ね備えています。朝までしっかりと全身を支え上げることができます。ローテーションや側地の破損に気を付ければ最低でも5年は使えます。
市場相場価格:¥10,000~¥80,000

密度の違いはダンベルテストで分かる

密度表記のない激安マットレスと密度30Dのマットレスとに、7.5kgのダンベルを置いて一日放置した後の結果が次の画像です。

Sleeple 密度不明 厚み8cm

¥6,980で販売されている楽天1位を獲得したこともある高反発マットレス。 たった1日で、致命的なほど凹んでしまう。

エイプマンパッド 密度30D 厚み7cm

ダンベルを外すと一瞬で元の形状に戻る。置いていた場所は分からないほどに何事もない。

マニフレックス 密度30D 厚み10㎝

超有名ブランド、マニフレックスのメッシュウィングもダンベルの影響はほとんど受けていない。

なんで密度30Dのマットレスを作らないの?

それは安くても高反発マットレスって言っていれば売れたからです。ウレタンの密度を上げようとすると、その製造価格は2倍3倍に膨れ上がります。また購入するユーザー側に、密度という概念が無かった為、密度が低い上に「密度表記をしない高反発マットレス」という詐欺のような商品が蔓延する結果となりました。

密度30Dを騙るマットレスも出てくる

密度というのは簡単に言えば、ある一定の範囲内にどれだけ材料が詰まっているかなので、高価なウレタン原料以外の安価な材料を混ぜ込んで30Dの密度に底上げしたり、または実際には15D程度の密度しかないのにも関わらず30D表記をする商品も見られるようになりました。密度30Dの根拠は、 購入したユーザーのレビューを参考にすること以外に、第三者機関の証明書の有無でも確認できます。よく品質評価機構として登場するのはカケンBOKENなどです。

高反発マットレスは厚みも大事

密度と共に大事なのが、マットレスの厚みです。ウレタンの厚みは密度と同じくらい「値段」と「耐久力」に影響を及ぼします。単純に使用する材料が増えるわけだから当然と言えば当然なんですが。

販売メーカーによっては販売価格を下げ価格競争に勝とうとするあまり「厚み」を削りすぎた商品もあります。そういった商品はマットレス自体の耐久性と高反発マットレスの特徴でもある体圧分散を損なうことになります。

一般的にマットレス一枚で底付き感なく成人男性を支えるのに必要な厚さは5cmです。横寝が多い方は7cm以上は欲しいです。この厚み以下だとどうしても肩や骨盤に底付き感を感じます。商品のサイズ詳細には側地を含めた厚みなどが記載されている場合がありますが、ウレタン芯材の厚みだけで5cm以上あるものを選びましょう。

究極の高反発マットレスの選び方

これまで様々な内容を書いてきましたが、「じゃあどれがいいの?」という核心には触れませんでした。高反発マットレスは私がこよなく愛するマットレス界のジャンルの一つですが、残念ながら万人が納得するような価格と性能を併せ持つマットレスはどこにもありません。どんなに優れたマットレスでも100人中5人や10人は気に入らない人が存在するはずです。

そんな中、一昔前では考えられなかったサービスが登場してきました。なんとマットレスを長期間使った後でも返品できるというサービスです。高反発マットレスにも当然、そのようなサービスを行うブランドがあります。私は常々、ショールームで短時間お試しするだけでなくレンタルのような形でマットレスを試し納得した後に購入するというサービスがあれば、それは「究極のマットレス選び」になるなと思っていました。良いもの(高価な)ものを買いたいけど失敗はしたくない。そんな人は是非、しっかり試せて検証できるマットレスを考えてみてはいかがでしょうか?

高反発マットレスの個人的なランキング

高反発マットレスは今やメーカーが乱立するマットレスの人気分野です。ただその多くのメーカーが実店舗での展示やショールームを有してる訳ではないので、まさに「買ってみて使ってみるしか分からない」という困った障壁に悩まれている方も多いでしょう。私も様々なマットレスをあらゆる方法で手に入れ、使ってみて本当に良いものだけをお客様に提案しているつもりなので、個人的なランキングといえども皆さんの役に立てばと思います。

1位 エイプマンパッド
コスパ重視で初めて高反発マットレスを使う人はコレ!
エイプマンパッドの凄いところは90日間無料でお試しできるサービスがあるところです。しかもエイプマンパッドは返品時の手数料や送料は一切かからないという素晴らしい返品サービスです。それを5年続けてるというところがこの商品の素晴らしさを物語っています。私が使い始めて今年で5年目の310と3年目を迎えるPAD9のどちらもヘタる事無くまたヘタりそうな気配もなく、5年前に初めてこのサイトでエイプマンパッドを紹介したときに「耐久性に不安が残る」と評価していたのですが、今は自信をもってお勧めできる使用感と耐久性を実証しました。返品保証なしの安いラインナップもありますが、初めて高反発マットレスを買う人は絶対に返品保証つきの商品を買ってください。
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2位 マニフレックス
ブランドによる安心感、安定感を求める人はこれ!
うちに転がってるメッシュウィングと実家で使ってるイタリアンふとん2、そして今はまりかけてるフラッグFXのいずれも素晴らしい商品だと思います。コスパよりも何よりも信頼度が大事!という人にオススメ。なんといってもマニフレックスには歴史がありすぎます。そしてマニフレックスにしかできない10年以上の長期保証もあります。10年以上経営してない会社の10年保証なんてちゃんちゃらおかしいですが、マニフレックスは50年くらいやってます。きちんと保証対応してくれる販売店選びさえ失敗しなければ、長い付き合いになること間違いなしです。サッカーの香川真司選手や野球の山田哲人選手などが愛用しています。
マニフレックスとエイプマンパッドの比較はこちら
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3位 セルプール
耐久性の高さと洗える清潔感を重視するならこれ!
密かに最強のマットレスじゃないかと感じている商品。ただ、メーカーがあまりにも売る気が無いのかレビューの少なさとラインナップの少なさもあいまって不本意な順位に。実際使ってみると、そこらの高反発マットレスにはない強力な反発力とウレタンの丈夫さが分かると思います。そして、芯材が洗えるというのも大きなポイント。ユニクロ商品でも流行ってるテンセルパウダーもウレタンに結合されているので吸湿、放湿に優れ本当に気持ちよく寝れます。情報が少ないので買うのには勇気がいるかも。あと在庫も切れがち。
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4位 エアウィーヴ
軽さと洗える清潔感を重視するならこれ!
中の芯材がウレタンではないけど有名な高反発マットレス。中は釣り糸みたいな素材なのでウレタンマットレスよりも軽くて通気性が高く洗えるから清潔で、お布団に慣れてる人にとっては有能なマットレス。一時期海外展開により大赤字を出してたけど東京オリンピック需要で復活の兆しが見られる。というのも、エアウィーヴはダントツでブランディングが上手い。元スケートの浅田真央さん、テニスの錦織圭選手、タレントの渡辺直美さんなどが愛用しています。
5位 コアラマットレス
マニフレックスのFXの寝心地を安く揃えるならこれ!
テレビで最近取り上げられるようになったオーストラリア製マットレス。但し、テレビで強調してる「人が飛び跳ねてもワイングラスが倒れない」というのは、体圧分散する高反発マットレスならどれでもできる所業です。密度計算だと40Dくらいあるが、2層になっており上層は密度が高くなりがちな低反発素材に近いものを採用していると予想。たぶん寝心地はマニフレックスのフラッグFXに近いんじゃないかな。価格的にはフラッグFXよりも2万円近く安く、10年保証付き。120日お試しも可能(返品時は送料負担7,500円あり)。
コアラ・マットレス日本公式サイト
6位 オクタスプリング
不思議な形状で不思議な寝心地を試したい人はこれ!
密度が書いてないのでウレタンの質は分からないけど、この形状はインパクトある。楽天レビューの評価は低め。この厚みでこの加工がしてあるとどうしても底付きしないかが気になるところ。こういう効果がよく分からない商品こそ返品保証あればいいのにね。
オクタスプリング公式サイト
7位 エアキューブ
期待の出来る新製品!1830個のイボイボを体感したい人はコレ!
独特なプロファイル加工のされた厚み5cmと10cmの商品があり、期待の出来そうな寝心地です。次はこれを買ってみようと考えています。ただ10cm厚でも三つ折りではないので、収納時に丸めるのは大変そう。密度の表記はありませんが、重量から換算すると30Dくらいはありそう。楽天市場でのレビューはまだ少なく、Amazonの方がレビューはついてます。返品保証がついていればエイプマンパッドの完璧なライバルになれるかもしれない存在です。
エアキューブ商品一覧

最後に。

高反発マットレスが多くの人の悩み(よく眠れない、腰痛など)を解決しているのは事実ですが、やはり1割程度は身体に合わないという意見も見られます。質の悪い高反発マットレスを選んでしまった人もこの中に含まれるが、どんなに優れた高反発マットレスでも合わないという人が存在するのも確かです。経験的には低反発マットレスを使っていた人が急に高反発マットレスにした場合に合わないと感じるケースが最も多いと思います。店頭でちょこっと試しただけでは分からないのがマットレス。それならいっそ返品保証サービスを使ってしっかり試して自分の身体が高反発マットレスに合うのかを判断してから、高価な高反発マットレスを選んでいくのが正しい選び方ではないかと思います。

返品保証ありの商品の説明と返品保証の罠についてはこちら